1,700+人でカタックを踊る!ギネスブックに挑戦!

3月11~13日に開催されたArt of Living主催のWorld Culture Festivalで、各インド古典舞踊、民族舞踊、音楽などのジャンルが、順番にパフォーマンスを行ってギネスに挑戦しました!まさかカタックでギネスにチャレンジする日が来るなんて、想像もしたことがありませんでしたが、そんな日が突然やって来ました。

この日のために、私の通うカラーシュラム芸術学院では、キッズからアンティーズまでが11月頃から連日リハーサルに励んだだけではなく、地方からの参加者を受け入れたり、近郊都市まで指導に行ったりと、まさにこの日のアイテムのためだけに、約4か月を費やしたと言っても過言ではありません。

カタックは、5分程度の曲に、①ヌリッタ、②ストゥティー、③自然をモティーフにしたアイテム、④タラーナー、⑤ホーリーの5つのエレメントの入った曲を、マハーラージ師匠が作られました。曲作りと共に少しずつ振付けが進められ、それをビデオに撮り、What'sapp(LINEみたいなアプリ)で、出演予定者に一斉に共有され、ある程度練習できたと思われる段階で、カラーシュラムから数名が各地のスクールに出向いて練習する、またはチームごとにデリーに来て合同練習という、超大規模かつインドだから実現可能だろうと思われる企画でした。

百聞は一見にしかず!まずは、映像をご覧ください☺︎

1,700+人でカタックを踊るという一生に一度の経験でした!
映像中の1:17-1:20に、画面の真ん中から左にちょっと映りました♪ 

オープンステージでのスタンバイ中に2度の大雨。生まれて初めて見た雹(ひょう)…からの虹。
メイクは落ちていくわ、コスチュームはびしょ濡れになるわで、文字通り凍え震えながらのスタートしましたが、最後は私たちがインドラ神に勝ちました! 

日本の大規模な野外ライブより数倍はある大きな会場、ステージ、観客席、そしてケタ違いの出演者数と観客数。ステージが広すぎて、センターを把握するのも一苦労。私はセンターから下手にむかって4, 5人目でしたが、舞台の真ん中からでも舞台の端が見渡せませんでした。
私たちだけで1,700+人もいたのに、その前方には、タブラのグループ、後方にはバラタナーティアムのグループ、その他チャンティングや、ナガスワラムなどの南インド楽器などの各グループが、似たような状態で板付き状態。とにかく、とてつもなく大きなイベントでした。
ドーム、アリーナ、野外など、大きな箱でライヴするミュージシャンの人の感覚がちょっと分かる気がしました。 

もちろん、
会場にたどり着くまで、
会場入り口から楽屋にたどり着くまで、
楽屋からステージにたどり着くまで、
そしてバックステージに至るまで、 インドならではの期待を裏切らないことの連続でした。
とはいえ、そもそもこんな大規模なイベントが企画・実行されること自体が、さすが人口が多く、多文化なインドだなーとも思いました。
改めて、主催者のアート・オブ・リビング、そしてマハーラージ師匠、シャーシュワティー・ディーディーに乾杯!

ディーディー、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした!

カタック・ダイアリー ♡ Kathak Diary

東京、デリー、ロンドンなどでカタックの研鑽を積んだカタック愛好家のウェブサイト♡

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