最近のインド

諸事情で、自分がこれまであまり興味関心を持って勉強してこなかった印パの政治、歴史などの分野について、最近一生懸命過去のニュースを遡ったり、本を読んで勉強していた。私が机に向かって勉強していた学生時代には、「インドを知るための50章」、「現代インドを知るための60章」、「パキスタンを知るための60章」などが新刊だったが、手元に残っていたこれらの本は既に15年間以上も前の出来事になってしまっており、昨今の事情がカバーされていなくて電子コロナの感染リスクを考えると本を買うのも嫌なので、電車書籍で下記の本を読んだ。

2019年の本で作者がNHKの方なので、かなり最近までの幅広い分野の出来事が分かりやすく解説されていた。私は2014年からデリーに住んでいたので、あぁそんなこともあったなと思う内容ばかりではあったものの、具体的な政治の動きや変化には疎く、本当にカタックに夢中で社会や国際問題への関心が殆ど無かったんだなと反省した。

最近は、インドと中国国境で小競り合いが起きており、インドのコロナ感染者数が拡大する中、国境紛争どころではないのではなかろうか。インドのボリウッド映画界のバッチャン家もジャヤ•バッチャンを除いて皆陽性で入院中のようで心配である。

他方、IIT(インド工科大学)により、Rs.399の検査キットが開発されたニュースはインドの感染抑制への助けになるのだろうか、ワクチンの量生産などでも欧米の民間会社などからインドは注目を集めている。早く世界からコロナが収束することを祈るばかりだ。