卒業試験に向けて（コスチューム編）

桜満開の東京から、酷暑に向かいつつあるデリーに戻りました。

日本に一時帰国する前から、痛めていた身体がフライトで悪化。デリーに深夜着の便だったので、空港で夜が明けるまで待っていると（デリーの深夜女子一人タクシーは危険）、空港内の超冷風にさらされ（外が暑い分、室内はキンキンに冷えているところが多く、空港内の休憩施設は満室！）、花粉症と風邪が混じった最悪のコンディションで、クラスに復帰。

クラスは来月の卒業試験に向けて、真剣ムード＆試験に向けて普段低めの出席率が急に上がります。狭い教室の密度が濃くなり、教室にはエアコンがないので、初日は帰宅するなりベッドに倒れこみました。

漸く慣れてきたところで、今週は40度近くまで気温が上がり、今の家にもクーラーをまだつけていないので昼間はあまり動くことができません→必然的に深夜・早朝型の生活パターン。

そんな中、卒業試験の衣装を揃えることになり、試験で一緒に踊る子＆そのお母様たちと、クラスの前に14時過ぎのマーケットへ。生地を買って仕立ててもらうのですが、なかなか3人一緒のものが見つからなかったり、良いなと思うものがあっても値段に納得できなかったり…と、なかなかスムーズにいきません。カンカン照りの中、3時間弱、マーケットをウロウロし、何とか買うべきものを買い揃え、素敵な衣装ができそうです♬

これまで一人で衣装を作ってみたことはあるけれど、やはりインド人のアンティーズとショッピングをすると、文化や感覚の違いなどもあり色々大変ではありながら、バーゲニング・パワーが非常にパワフルで、色のセンスも一人では思いつかない組み合わせになって、とても新鮮でした。

もしあと一週間この買い物が遅れていたら、暑さがさらに増し、振付が進んで練習も大変になっていたので、もっと過酷なショッピングになっていたに違いなく、この時期に取り敢えず買い物だけでも済んで一安心です…。