立川談春さんが、自身のお師匠様である立川談志さんとの師弟関係について記した回顧録「赤めだか」を読み、そのドラマ化された作品を拝見しました。カタックと落語に共通する「師弟関係」について興味があり、本とDVDを手に取りました。
お話のプロは、物書きとしても読者を楽しめる力をお持ちなのだと、その芸術に圧倒されました。20年にわたる修行生活の滑稽なエピソードや深刻な出来事が、鮮やかに描かれていて、波乱万丈な談春さんの人生をページをめくりながら感じ取ることができました。
分野によって様々な師弟関係のかたちがあると思いますが、私自身がインドで自分の置かれている師弟関係と重ねられる部分もあり、様々な試練にめげずに師匠を信じてついていこうと励まされました。
そもそも、この「赤めだか」の本とDVDを手に取るキッカケになったのが、B'zの稲葉浩志さんの公式サイトで公開されている談春さんとの対話です。全く異なるフィールドで活躍されるアーティスト同士の対談で、とても興味深かったです。
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