ワークショップ in コルカタ

毎年恒例のマハーラージ師匠とディーディーのコルカタでのワークショップに参加してきました。

ワークショップについて

2015年から今年で3回目の参加。レベル別に６～７グループに分かれ、10時30分～21時近くまで、文字通り朝から晩まで1週間クラスが続きます。

私のグループ「パラン」は朝イチなので、アップさえしていけば頭も冴えていて教わりやすいスケジュールで、今年はトゥムリーとティーンタールの難しいボールのパランやティハーイーを習いました。

自分のクラスが終わると、次のシニア・グループ「アーマド」、それからお昼を挟んで、「タトゥカール」、「クランダー」、「ギンティー」、「トゥクラー」などその他のジュニア・グループを見学するのが、ここでの私の毎年1週間のルーティーンです。（グループの名前は、カタックのリズムやテクニックなどにちなんだ名前で可愛いのですが、グループの名前と実際に習う内容は一致しているわけではありません。）

1週間毎日が長いので、見学しているだけでも1日の終わりには、かなり疲れ切ってしまうのに、朝から踊って教え続けているディーディーには、改めて脱帽です。

コルカタと芸術

コルカタ、ウエスト・ベンガル州と言えば、芸術愛好家が多いことでも有名です。良く冗談で、ベンガルで石を投げれば必ずアーティストに当たると言われるほど。そんなワークショップは、子供から大人まで全体的に受講者のレベルが高く、ダンス以外の芸術に対する誠実さ・真面目さという点でもとても勉強になります。その正反対なデリーがジョークに思えてくるときさえあります。

気候

この時期のコルカタは、最高気温38度前後なのですが雨が多く湿度が高いので、乾燥と空気汚染が酷く連日42度前後のデリーから来ると、とても快適に感じます。スタジオも、エアコンもガンガン効いていて、とても過ごしやすいです。また今年からスタジオの近くにリーズナブルなホテルができたので、スタジオまで通うのも便利になりました。

開発

残念だったのは、空港周辺の開発が進みすぎて、古き良きコルカタの雰囲気が損なわれてきていることです…。外国人観光客の勝手な願いですが、どうか良い部分は上手に保存され続けていきますように…☆

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